Japanese
English
Bedside Teaching
経口抗凝血薬療法の臨床—食事の影響,薬物相互作用を中心に
Oral Anticoagulant Therapy with Special Reference to the Influence of Food and Drug Interactions
青崎 正彦
1,2
Masahiko Aosaki
1,2
1国立横浜病院循環器科
2東京女子医科大学循環器内科
1Section of Cardiology, Yokohama National Hospital
2Department of Cardiology, Tokyo Women's Medical College
pp.779-788
発行日 1991年8月15日
Published Date 1991/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404900327
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
経口抗凝血薬は血栓症,塞栓症の治療・予防に不可欠な薬剤である.わが国の血栓性疾患の増加に伴い,その投与の機会は増加してきている.一方,本剤による治療に際しては,治療域の維持と同時に出血の合併の防止が必要である1-3).そのためには食事,併用薬物などの影響に対する注意と患者に対する指導が大切である3-5).本稿では,わが国で用いられているワーファリン(warfarin)による抗凝血薬療法(ワーファリン療法)における,この課題について述べる.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.