治療のポイント
抗凝血薬
松岡 松三
1
1新大内科
pp.604-605
発行日 1968年5月10日
Published Date 1968/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202209
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経口抗凝血薬が臨床に応用されてから欧米では20年以上の年月が経過しているが,なお広く用いられている。わが国でもこの薬物が広く検討されてから10年近くになるが,欧米に比すれば利用者は少ないかもしれないが,なお利用されている。しかし,この薬物の効果に関してはいぜんとして賛成者と反対者に分かれて論議されている。
このようなことはほかの薬物にはあまりみられない現象であるが,それにはつぎのような理由があげられると思う。
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