今月の主題 血流障害と血栓・塞栓症
治療総論
抗凝固療法—経口抗凝血薬の使い方
青木 功
1
1杏林大学医学部・第2内科
pp.2044-2045
発行日 1986年12月10日
Published Date 1986/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220634
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経口抗凝血薬はヘパリンと異なり速効性ではないが,1日1回の投与で安定した作用が得られるので,長期の維持療法に適している.
経口抗凝血薬にはクマリン系のジクマロール,アセノクマリン,ワーファリン,インダンジオン系のフェニンジオン,ジフェナジオンなどがあるが,現在本邦で広く用いられているのはジクマロールの誘導体ワーファリンである.
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