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特集 呼吸不全患者を取り巻く課題
呼吸器機能に関する障害者認定基準の改定と今後の課題
Revised Criteria for Disability in Respiratory Function and Future Problems
仲村 秀俊
1
,
金澤 實
1
Hidetoshi Nakamura
1
,
Minoru Kanazawa
1
1埼玉医科大学呼吸器内科
1Department of Respiratory Medicine, Saitama Medical University
pp.1202-1206
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404206083
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はじめに
平成28年4月より,呼吸器機能障害の障害者認定基準が改定された1).具体的には「指数」と呼ばれる換気機能指標を計算するための基準値と活動性の評価基準が変更になった.本稿では,追加記載されるようになった拘束性障害の指標を含め,改定の過程で議論になったポイントを解説し,今後の課題を検討する.
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