臨時増刊 病院看護業務の分析—よりよい看護をするために
Ⅴ.研究を終わって
今後への課題
佐々木 荒井
pp.131-133
発行日 1964年9月15日
Published Date 1964/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912393
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1か年半の私たちの研究は,現在の日本の病院医療における看護の実状をつきとめながら,その内容をより質的に向上させる手がかりを得る第一歩として,看護業務についての考え方をまとめてみようというところが出発点であった。
すなわち「私たち病院の正看護婦が,何を業務としてまず行なうべきか。この業務を行なわなければ,正看護婦として,職業人たる存在の意義を失うのではないか,というギリギリの線を確認しようではないか」という気慨をこめ,この研究目標に向かったのである。
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