Japanese
English
綜説
不安定狭心症
Unstable angina
木全 心一
1
,
本田 喬
1
,
鈴木 紳
1
,
松村 研二
1
,
田中 直秀
1
,
青崎 正彦
1
,
関口 守衛
1
,
広沢 弘七郎
1
,
遠藤 真弘
2
,
林 久恵
2
,
小柳 仁
2
,
井上 康夫
3
Shin-ichi Kimata
1
,
Takashi Honda
1
,
Shin Suzuki
1
,
Kenji Matsumura
1
,
Naohide Tanaka
1
,
Masahiko Aosaki
1
,
Morie Sekiguchi
1
,
Kohshichiro Hirosawa
1
,
Masahiro Endo
2
,
Hisae Hayashi
2
,
Hitoshi Koyanagi
2
,
Yasuo Inoue
3
1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所内科
2東京女子医科大学日本心臓血圧研究所外科
3聖隷浜松病院循環器内科
1Tokyo Women's Medical College, Heart Institute Japan, Department of Internal Medicine
2Department of Surgery,Tokyo Women's Medical College, Heart Institute Japan
3Seirei Hamamatsu Hospital
pp.587-601
発行日 1983年6月15日
Published Date 1983/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204237
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狭心症は異なった視点より分類されている。労作の有無,更に心電図変化の加味,狭心症の発症機転,心筋梗塞への移行し易さなどである。この為,一つの症例に異なった狭心症名を複数でつけることが可能である。特に,安静狭心症,異型狭心症,spastic angina,不安定狭心症の相互関係については,相互に重なりあい,不明な点が多い。不安定狭心症について,すでに邦文の総説1〜3)で文献が整理されているので,本文では,歴史的変遷を簡単にたどりながら,今日用いられている定義を紹介した後,自験例を中心に,問題点をひろいあげてみることにする。
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