Japanese
English
装置と方法
新しい原理による呼吸流量計
Pneumotachographs based on new principle
杉山 吉彦
1
,
中谷 敬
1
Yoshihiko Sugiyama
1
,
Takashi Nakaya
1
1日本光電工業株式会社生体計測部
1Nihon Koden Corporation
pp.381-386
発行日 1983年4月15日
Published Date 1983/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204207
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呼吸機能検査において気流量の計測が重要な基本技術の一つであることは,今更言うまでもない。気流量の計測はまた,気流量値を電気積分することによって,重要な指標の一つである気量の計測にもつながっている。
従来から,呼吸機能検査の分野では気流量計測の方法として,いわゆるフライシュ式やリリー式の差圧法と熱線風速計法との二つが主流を占めてきたが,工業計測の分野の「流量計測」の手法の目覚しい進歩を反映して,最近では新しい方法による呼吸流量計がいくつか実用化されようとしている。呼吸機能検査において,このように新しい方法が呼吸流量計に試みられるようになった背景には,次のような二つの大きな方向が,存在すると思われる。
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