Japanese
English
装置と方法
心臓電気生理学的検査における一側大腿静脈経皮的多重穿刺法の有用性
Availability of multiple percutaneous insertion of the electrode catheters from unilateral femoral vein for cardiac electrophysiological study
大城 康彦
1
Yasuhiko Oshiro
1
1富山県立中央病院循環器内科
1Dept. of Cardiology, Toyama Prefectural Central Hospital
pp.1143-1146
発行日 1980年10月15日
Published Date 1980/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203652
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Scherlagらが1),1969年にHis束電位を発表して以来心臓カテーテル法による電気生理学的検査は,臨床の不整脈診断に大いに寄与している。最近はHis束電位記録だけでなく,心腔内の多くの部位の電位記録および電気刺激を行なうようになってきた。
多くの場合,左右大伏在静脈・大腿静脈左右上肢の皮静脈とくに尺側皮静脈の静脈切開,経皮的穿刺法などを併用することにより,心腔内への多数本の電極カテーテルの挿入が行なわれている2,3)。
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