解説
Cardiokymography(心臓動態機能図)
田村 康二
1
,
荒井 裕
1
,
斉藤 義明
2
Kohji Tamura
1
,
Yutaka Arai
1
,
Yoshiaki Saito
2
1新潟大学医学部内科第一教室
2新潟大学工学部情報工学科
11st Department of Medicine, Niigata Univesity School of Medicine
2Department of Engineering, Niigata University
pp.719-729
発行日 1980年7月15日
Published Date 1980/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203595
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心臓壁の異常運動の検出は心臓病,特に虚血性心臓病の診断に有用である。
その診断という目的のためには臨床上からは勿論可能な限り非観血的診断法による事が望ましい。そのための方法論を早く確立する必要がある。既にこれまでに非観血的診断法としては表1に示すような種々の方法が試みられている。何れの方法にしても測定装置,測定対象,周波数特性等は異なっておりその長短所についての評価は未だに決まっていない。しかし1つの方法のみで他の方法から得られる全ての情報を得られる訳でもない。
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