Japanese
English
Bedside Teaching
喘息の発症機序と対応療法
Aetiological mechanism and its treatment of bronchial asthma
小林 節雄
1
Setsuo Kobayashi
1
1群馬大学医学部第1内科
11st Dept. of Int. Med., Gunma Univ.
pp.135-139
発行日 1980年2月15日
Published Date 1980/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203514
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気管支喘息(以下喘息と略)の発症の基本は気道過敏性とアレルギー反応であることはいうまでもない。その中でも気道過敏性の問題は全ての喘息患者に共通したもので,アレルギー反応の関与なしにも発症する喘息はあるが,気道過敏性のない喘息はない。従って気道過敏性の治療ができれば喘息の治療は完了することとなるが残念ながら,まだその点については確かな治療法がない。いずれにしてもこの問題から述べる。
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