Japanese
English
Bedside Teaching
開心術後の呼吸管理
Respiratory care following cardiac surgeries
日野 恒和
1
,
和田 寿郎
1
Tsunekazu Hino
1
,
Juro Wada
1
1東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所
1Heart Institute of Japan, Tokyo Wornen's Medical College
pp.1307-1313
発行日 1979年12月15日
Published Date 1979/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203478
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体外循環,人工肺等の進歩,心筋保護法の改善等により開心術は著しく安全となり,それに伴い術後の呼吸管理もより簡略化されつつある。しかしながら巨大左房,肺高血圧,右左シャント,Post perfusion lung等,開心時に特有な肺の病態は依然として存在しており,またわずかの呼吸障害が,循環抑制を引き起すような重症例や,長期挿管によるRespirator lung等,呼吸管理上解決されるべき問題は少なくなく新しい方法の開発と同時に従来法のより綿密な施行が肝要である。
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