呼と循ゼミナール
食餌性肺高血圧症
兼本 成斌
1
,
田辺 晃久
1
1東海大学医学部内科
pp.1228
発行日 1979年11月15日
Published Date 1979/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203468
- 有料閲覧
- 文献概要
薬剤が市販されるまでには動物実験を繰返し慎重な薬効判定と厳密な副作用のチェックがなされる。それにもかかわらず,近年西ドイツ,スイス,オーストリアのヨーロッパ3国で食欲抑制剤服用者の一部に原因不明の肺高血圧症が流行したこともあり食餌性因子にもとづく肺高血圧が注目されるようになった1,2)。
薬剤や植物で現在まで肺高血圧を惹起することが知られているものを以下にまとめた1〜5)。
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.