特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
循環器疾患
肺高血圧症
池田 聡司
1
,
古賀 聖士
1
,
前村 浩二
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科循環病態制御内科学
pp.102-107
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105471
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どのような病気なのでしょうか
▲肺高血圧症とは,さまざまな原因で肺の血管が細くなり,肺血管抵抗そして肺動脈圧が上昇した状態(肺動脈平均圧25mmHg以上)です.
▲肺高血圧症を疑う症状としては,労作時息切れ,易疲労感,失神,浮腫などがあります.
▲以前は予後不良といわれていましたが,近年,次々と治療薬が開発・市販され,その治療法の選択肢が増え,本症の予後は改善してきています.
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