Japanese
English
装置と方法
新酸素解離曲線自動記録装置について
A new oxyhemoglobin dissociation curve analyzer
古家 仁
1
,
岸 義彦
1
,
岸本 康朗
1
,
上藤 哲郎
1
,
畔 政和
1
,
中馬 一郎
2
Hitoshi Furuya
1
,
Yoshihiko Kishi
1
,
Yasuro Kishimoto
1
,
Tetsuro Uefuji
1
,
Masakazu Kuro
1
,
Itiro Tyuma
2
1国立循環器病センター麻酔科
2大阪大学医学部第1生理学教室
1Department of Anesthesiology, National Cardiovascular Center
2Department of Physicochemical Physiology, Osaka University, Medical School
pp.1183-1187
発行日 1979年11月15日
Published Date 1979/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203460
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ヘモグロビンの酸素平衡曲線の測定は,従来熟練と長時間を要していたので,臨床的な応用は非常に限られていた。ところが1970年Imaiら1)が自動記録装置を開発して以来,この方面の研究が格段に進歩し,簡便に酸素平衡曲線を自動記録できる装置として,Radiometer社からdissociation curve analizer DCA−1®が,TCS社からHemox-Analizer®が,Aminco社からHem-O—Scan®がそれぞれ市販されるようになった。DCA−1®のわが国における使用経験については,千葉ら2),Okadaら3)にによって報告されている。今回われわれはHemox—Analizer®を使用し若干の基礎および臨床的実験を行なったので,本装置の概略と実験結果について報告する。
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.