Japanese
English
Bedside Teaching
酸素療法
Oxygen therapy
藤田 一誠
1
,
川合 清毅
1
,
田中 信之
1
,
藤本 繁夫
1
,
沢田 雅光
1
Kazushige Fujita
1
,
Seiki Kawai
1
,
Nobuyuki Tanaka
1
,
Shigeo Fujimoto
1
,
Masateru Sawada
1
1大阪府立羽曳野病院内科
1Department of Internal Medicine, Osaka Prefectural Habikino Hospital
pp.1183-1188
発行日 1978年12月15日
Published Date 1978/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203287
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呼吸管理の本質は,生体の代謝の場である組織へのO2の輸送と供給を確立するところにある。ACCPの肺気腫専門委員会1)は,慢性呼吸器疾患患者にとってO2は重要な薬剤(!)であると結論している。適切なO2療法は呼吸器疾患患者の心肺機能を保持し,予後を改善し,治療上不可欠のものであるが,その誤った使用は生体に種々の危険を及ぼすことがあり適切かつ安全に行なわなければならない。そこで主として慢性呼吸器疾患患者の"自発呼吸存在下"でのO2療法を正しく施行する際に必要な某礎的事項をのべる。
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