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綜説
心筋疾患から特発性心筋症へ(2)—特発性心筋症の歴史と問題点
From Myocardial Disease to Idiopathic Cardiomyopathy (2)
鷹津 正
1
,
河村 慧四郎
1
Tadasu Takatsu
1
,
Keishiro Kawamura
1
1大阪医科大学第3内科
1The 3rd Division, Dept. of Int. Med., Osaka Medical College
pp.1152-1165
発行日 1978年12月15日
Published Date 1978/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203282
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III.特発性心筋症の問題点
特発性心筋症の第1の問題点はもちろんその病因であるが,これについては後で少しく触れる。
次いで現在研究者の論議の対象となっているのは,肥大型心筋症におけるASH,その閉塞性におけるSAM,閉塞の機構,ASHにおける心筋線維の配列の乱れ(disarray),心筋細胞内の筋原線維のdisarrayである。
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