Japanese
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講座
補助循環の現況(II)—CP, IABP, Cardiac Massage
Current progress in assisted circulation (II)
小柳 仁
1
,
梅津 光生
2
,
今野 草二
1
Hitoshi Koyanagi
1
,
Mituo Umezu
2
,
Souji Konno
1
1東京女子医科大学心研外科
2早稲田大学理工学部
1Heart Institute of Japan, Tokyo women's Medical College
2Dept. of Mechanical Engineering, Waseda Univ.
pp.491-498
発行日 1976年6月15日
Published Date 1976/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202910
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VI.カウンターパルセイション(Counterpulsation)
心拍同調動脈反脈動法(CP)
1961年Clauss35)により発表された方法で,大動脈あるいは末梢動脈に単一のカニューレを挿入,心臓とポンプを連続的に接続し,収縮期に心臓からの拍出血流を大動脈内に挿入したカニューレでポンプ内に血液を吸引し,拡張期に動脈内に駆出する方法である。大腿動脈,鎖骨下動脈などから,可及的太いカニューレを大動脈基始部になるべく近く挿入する。ポンプの作動としては,通常心電図のR波または動脈圧波をtrigger信号として用いる。不整脈のあるときは圧波形を用いる方がよい。
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