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増刊号 総合力で対応するEmergency/Intensive Care Medicine
第5章 集中治療で出合うデバイスの基礎知識
62 IABP，IMPELLA
62 IABP，IMPELLA
齋藤 研
1
,
澤田 賢一郎
1
1国立循環器病研究センター心臓血管系集中治療科
キーワード：
心原性ショック
,
CS
,
大動脈バルーンパンピング
,
IABP
,
カテーテル型の経皮的左室補助装置
,
IMPELLA
Keyword:
心原性ショック
,
CS
,
大動脈バルーンパンピング
,
IABP
,
カテーテル型の経皮的左室補助装置
,
IMPELLA
pp.393-399
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620040393
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POINT
●心原性ショック（CS）に対する代表的な左心補助デバイスはIABP，IMPELLAである．各デバイスの特徴を理解し，患者背景，基礎心疾患，SCAIショック分類などを参考に，遅延なく機械的循環補助（MCS）を選択・導入する．
●各MCSは限られた期間の循環補助であり，早期にショック・循環不全の原因除去を行い，臓器障害や合併症などに注意しつつ，集中治療管理を行う．
●MCSのウイニングは複数の循環指標による包括的な評価を行い，ウイニング・離脱が困難な場合には，治療のエスカレーション（デバイスのアップグレードや転院搬送）や急性期緩和医療を多職種で検討する．
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