特集 そのトラブル，どう対処する？ 循環補助デバイス編
IABPのトラブル
加納 隆
1
,
石井 和行
2
1滋慶医療科学大学大学院
2三井記念病院 MEサービス部
キーワード：
counter pulsation
,
トリガ信号
,
バルーンラプチャー
,
下肢血流障害
Keyword:
counter pulsation
,
トリガ信号
,
バルーンラプチャー
,
下肢血流障害
pp.479-491
発行日 2022年4月25日
Published Date 2022/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000001257
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IABPは大動脈内に細長いバルーンを留置し，心拍に同期して心拡張期にバルーンを膨張させることによって冠血流を増加させ，心収縮期の直前にバルーンを収縮させることによって心仕事量を減少させる補助循環装置である．したがって，膨張・収縮のタイミング設定とバルーンの状態観察がトラブル防止には重要である．
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