今月の主題 心不全へのアプローチ
重症心不全の治療
IABP
平山 治雄
1
1名古屋第二赤十字病院・循環器センター
pp.1410-1412
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901016
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ポイント
1)補助循環を必要とするのは一過性の急性重症心不全
2)IABPは後負荷軽減作用と冠動脈灌流量の増加を目的とした,左心系の補助循環装置
3)IABPはあくまでも補助循環である.IABPで全身の臓器循環を維持する間に,原因疾患の治療を積極的に行わねばならない.
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