Japanese
English
綜説
減圧症の病因としての血小板凝集説
Platelets coagulation as an etiology of decompression disease
玉谷 青史
1
,
笹本 浩
2
Seiji Tamaya
1
,
Hiroshi Sasamoto
2
1慶応義塾大学医学部内科
2東海大学医学部内科
1Dept. of Med., Keio Univ.
2Tokai Univ.
pp.388-395
発行日 1975年5月15日
Published Date 1975/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202757
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Caisson病,潜水病,航空減圧症は,環境圧が急激に減少した時に発症する疾病であるので一般に減圧症と総称されている。
減圧症の病因についてはすでに1878年,Paul Bert1)がLa Pression Barometriqueに空気塞栓説を発表しており,再圧療法がこの疾病の治療に有効なことからも,その学説が一般に認められているといってよかろう。
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