Japanese
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ジュニアコース
心臓の発生と奇形(1)
Embryological Consideration of the Cardiac Anomalies (1)
岡田 了三
1
Ryozo Okada
1
1順天堂大学医学部循環器内科
1Cardiology, Department of Internal Medicine, School of Medicine, Juntendo University
pp.433-447
発行日 1973年5月15日
Published Date 1973/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202491
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先天性心奇形の形態学について充分な知識をもつことは,心奇形を取扱う病理学者・外科医のみならず,最近の進歩した心血管造影術により実際の診断を下す小児科医・内科医・放射線医にとって必須となっている。その上,心奇形の意味づけをしそれに伴う各種の変化を確実に予想するには心臓の発生学・奇形の病因論について必要な知識をもつことが要求される。しかし今日,本邦・外国を含めて,基礎医学者・臨床医をともに満足させる参考書は少なく,本論文でも先天性心奇形のすべてを解説することは紙面の関係で不可能である。さらに詳しく研究を希望される方には文献1〜14をおすすめする。
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