Japanese
English
綜説
末梢気道の病態
The Peripheral Airway Diseases
佐藤 勝
1
Masaru Sato
1
1慶応義塾大学医学部内科学教室
1Department of Medicine, School of Medicine, Keio University
pp.1020-1025
発行日 1972年12月15日
Published Date 1972/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202440
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末梢気道の病変は,慢性肺疾患における肺の気腫化,線維化の過程の指標の一つとして,その重要性が注目されるようになったが,一方では大気中の汚染物質の末梢気道への影響が,大きな社会問題となっている。
末梢気道の病変は多くの場合,長期間潜在性に経過し,通常の呼吸機能検査ではその異常を容易に探知できない。臨床的に把握できた症例では,障害の程度がかなり進行している。
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