原著
Annulo-aortic Extasia
細田 泰弘
1
,
三方 淳男
1
,
馬場 謙介
1
,
井上 正
2
,
川田 光三
2
Yasuhiro Hosoda
1
,
Atsuo Mikata
1
,
Kensuke Baba
1
,
Tadashi Inoue
2
,
Kozo Kawada
2
1慶応義塾大学医学部病理
2慶応義塾大学医学部外科
1Department of Pathology, School of Medicine, Keio University
2Department of Surgery, School of Medicine, Keio University
pp.895-900
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201950
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在来,上行大動脈に発生する真性大動脈瘤は梅毒性ないしは動脈硬化性病変に起因するということが一般に認められてきた。
しかしながらMarfan症候群11)17)20)において,剥離性大動脈瘤のみならず真性大動脈瘤の発生することがあり,さらに大動脈弁その他の弁にも特異な病変が,単独にまたは大動脈の病変と合併して発生することが報告されてきた。
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