特集 呼吸機能の正常値
RV/TLC
中村 功
1
1慶応義塾大学医学部内科
pp.720-721
発行日 1966年9月15日
Published Date 1966/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201638
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1.残気率と年令
残気率の予測値として最も広く利用されているのはBaldwinら3)によるものであるが,その出典,数値等に関し内外の文献に誤った記載も散見され,やや混乱している感がある。Baldwinらの数値は彼らが実測したものではなく,Kaltreiderら16)のデータをもとにしてさだめられたものである。その過程については明らかな説明はなされていない。
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