装置と方法
Self-guiding Catheter—帆走式右心カテーテル
長浜 文雄
1
,
小野寺 壮吉
1
,
本間 威
1
,
牧野 幹男
2
Fumio Nagahama
1
,
Sokichi Onodera
1
,
Takeshi Homma
1
,
Mikio Makino
2
1北海道大学医学部第1内科
2北海道大学病院中央検査部
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Hokkaido University
2Central Clinical Laboratory of Hokkaido University Hospital
pp.659-661
発行日 1966年8月15日
Published Date 1966/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201627
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はじめに
従来,右心および肺動脈へのカテーテル挿入は,レ線透規下で行なわれている。レ線装置なしに,右心にカテーテルを挿入するため,これまでself-guiding catheterとしてLategola3)ら,Dotter1)らおよびFife2)らの3種類のカテーテルが発表されている。
われわれは,肺動脈閉塞実験で,Lategolaらのカテーテルを使用してきたが,さらに正確な圧波を得るためCournandカテーテルを利用したself-guiding cathe—terを考案し,好結果を得ているので,以下各種カテーテルの製法,利点などを簡単に紹介する。
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