ジュニアコース
循環生理学で用いられる数式(1)
三枝 正裕
1
,
佐藤 文雄
1
1東京大学医学部木本外科
pp.755-759
発行日 1962年11月15日
Published Date 1962/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201150
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I.はじめに
最近における循環器系の研究の進歩は目覚ましいものがあり,これに伴つて各種の公式が考案,研究されて来ている。これらの公式を駆使することによつて,診断はより精密となり,従来は単に経験的に想定するのみであつたようなものがより具体的に,数量的に表示され得るようになつた。
これらの公式についてはすでに数多くの発表があり,その原理的な詳細についてはそれらを参照していただくことにして,本稿では諸公式の実際の利用法,および利用する際の注意などについて実際的な面からのべて行くこととする。
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