Japanese
English
症例
解離性大動脈瘤の2例
Two cases of dissociated arotic aneurysm.
太田 怜
1
,
松田 健
2
,
松本 恵一
3
,
小沢 啓邦
4
,
和田 達雄
5
1共済組合連合会三宿病院循環器科
2共済組合連合会三宿病院内科
3共済組合連合会三宿病院泌尿器科
4自衛隊中央病院臨床検査課
5東大木本外科
pp.366-371
発行日 1961年5月15日
Published Date 1961/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200987
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解離性大動脈瘤の生前診断は困難である。その理由は,殆どが急死をするためであるが,なかにはreentryをおこし,遷延する型のものがある。
しかし,後者の例は,きわめて珍しいので,そのことが生前の診断を困難にする。われわれは最近,急死例と遷延型とをつづけて経験したので,比較対照の意味から,ここに合わせて報告する。
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