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講座
血管不全
Gefäβinsuffizienz
白倉 範幸
2
Ernst Wollheim
1
1Würzburg大学
2慶大内科
pp.171-182
発行日 1960年3月15日
Published Date 1960/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200867
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笹本(拍手)私から簡単にWollheim教授の御紹介を申し上げさせて戴きます。お手許のプリントにも,簡単に書いてございますが,同教授はHeidelbergそれからFreiburg, Berlin各大学で研鑽され,有名なBerg—mann教授の後継者として,Berlinに1947年に行かれております。Würzburg大学には,1948年からいらしておるようであります。そこでずつと現在まで主任教授として活躍されております。私達が同教授のお名前を拝承いたしましたのはもう大分前で一番有名なのは,今日おそらくお話があると思いますが,Plus-und Minus de kompensationということを発表されたのであります。これは1927年で,今から考えましても,非常な卓見であると思つております。こうして主として循環器の方をおやりになつて来たわけですが,最近ではさらに心筋梗塞とか,あるいはいろいろな水分電解質代謝,さらに近頃では腎臓の方面までもやられているようです。
たまたま3年程前に私がWürzburg大学を訪問いたしました時,同教授に非常にお世話になつたのであります。未だに昔風のドイツ式の大学教授として,一国一城の主として君臨されておるわけです。
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