Japanese
English
綜説
バリストカルヂオグラフィー
On the Ballistocardiography
清水 盈行
1
,
秋田 泰正
2
Michiyuki Shimizu
1
,
Yasumasa Akita
2
1昭和医大
2昭和医大第二内科
1Showa Medical School
2The 2nd Medical Clinic Showa Medical School
pp.577-582
発行日 1957年8月15日
Published Date 1957/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200526
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編輯者の注文がBallistocardiographyの臨床的意味付けと云う事であるが,未完成の仕事であり,従つて以下本教室で組みたてた装置を記し,これによつて得られる波形について臨床的意義を分析することにする。
一体本法に依つて得られる波形は,装置に依り,各波の時間的関係及び各波の高さが異なつて来ると同時に,全体的な波形もまちまちである。また各研究者に依り波形が異なる事は,波形の各波の命名統一に困難を感じさせると同時に,その他の種々の点に於いて,本法の発達を遅らせる原因ともなるので,極力,位相特性に意を用いて独自のHigh-frequency tableを用いて研究を行つている。
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