Japanese
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特集 肺循環
第19回日本循環器学会総会宿題報告要旨
慢性肺気腫
Chronic Pulmonary Emphysema
村尾 誠
1
,
小原 常吉
1
,
百瀨 達也
1
,
村尾 覺
1
,
河目 鍾治
1
,
岡野 正光
1
,
吉村 正治
1
,
籏野 脩一
1
,
本田 一三
1
,
安川 繁成
1
,
永見 省
1
,
安田 寿一
1
,
春見 健一
1
,
白浜 節子
1
,
籏野 桂子
1
Makoto Murao
1
1Department of Internal Medicine, University of Tokyo
pp.221-232
発行日 1955年4月15日
Published Date 1955/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200227
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Ⅰ.緒 言
慢性肺気腫患者の肺循環を研究するに当つて,あらかじめ本症の病像が単一のものでないことを反省しなければならない。
剖検所見によつても,図1. 2に示した様に,肋膜近接部に著大な気腫像を示すのみのもの,あるいは肋膜近接部から肺門部にわたつてかなり広汎に疎大な気腫像を示すものがあり,一方,図3・4の様に比較的小さな気腫像が全肺野に存在しているものがある。
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