Japanese
English
特集 呼吸器診療のリスク管理
呼吸リハビリテーションに伴うリスク管理
Risk Management for Pulmonary Rehabilitaion
髻谷 満
1
,
中原 健次
1
,
千住 秀明
2
Mitsuru Tabusadani
1
,
Kenji Nakahara
1
,
Hideaki Senju
2
1兵庫医科大学病院リハビリテーション部
2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻リハビリテーション科学講座内部障害系リハビリテーション学分野
1Department of Rehabilitation Medicine, The Hospital of Hyogo College of Medicine
2Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki University Unit of Rehabilitation Science Department of Cardiopulmonary Rehabilitation Science
pp.777-784
発行日 2010年8月15日
Published Date 2010/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101523
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わが国では2006年,診療報酬の改定により呼吸リハビリテーションの診療報酬体系が大きく改定され,新たに呼吸リハビリテーション料が新設された.これにより,呼吸リハビリテーションは従来からの運動器リハビリテーション,脳血管疾患リハビリテーションおよび心大血管リハビリテーションと対等に評価されることとなった.この診療報酬の改定を機会に,呼吸リハビリテーションが認知され,広く普及してきている.
さらに,2010年の診療報酬の改定により呼吸ケアチーム加算が新設され,人工呼吸器の離脱に向けたより質の高い医療の提供という点において大いに期待されている.
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