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あとがき
三嶋 理晃
pp.1300
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101177
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近年,肺癌診療は目覚しい進歩を遂げている.今回はこの分野で活躍されている7人の先生方に肺癌診療の現状と今後の展望をまとめていただいた.
大田修二先生らは,肺癌の最新の診断手段を概括しておられる.MDCTはmultiplanar reconstruction(MPR)によって様々な方向からの断面を作成でき,気道・血管と腫瘤の関係などを詳細に把握できる.またMRIは肺癌の縦隔・大血管への浸潤の程度を評価するのに有用であり,PETは縦隔リンパ節転移や遠隔転移の検索能に優れ,病期の診断に優れているとしておられる.
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