Japanese
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Bedside Teaching
耐性菌抑制プログラム
Strategy for Prevention of Antimicrobial Resistance
伊藤 穣
1
,
三嶋 理晃
1
Yutaka Ito
1
,
Michiaki Mishima
1
1京都大学医学部附属病院呼吸器内科
1Department of Respiratory Medicine, Kyoto University Hospital
pp.989-992
発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100458
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はじめに
Domagkのサルファ薬の合成,Flemingのペニシリンの発見以来,数多くの抗菌薬が開発されてきたが,いずれの抗菌薬に対しても耐性菌は出現してきた.院内感染の代表的な細菌であったMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が,米国ではCommunity-associated MRSAとして市中に広がりをみせているように,今や薬剤耐性菌の制御は病院内にとどまらず市中感染においても重要な問題であり,国を挙げて取り組む課題となっている1).
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