Japanese
English
綜説
在宅呼吸管理の現状―HOT制定20周年にあたって
Home Oxygen Therapy in Japan
宮本 顕二
1
Kenji Miyamoto
1
1北海道大学医学部保健学科
1Department of Health Sciences, Hokkaido University
pp.1043-1046
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100112
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はじめに
わが国の在宅酸素療法(HOT)は約30年前に高圧酸素ボンベを用いた試みが一部の施設で行われたことから始まる.その後,酸素濃縮器の導入により家庭で安定した酸素供給が可能になり,1985年(昭和60年)の健康保険適用を契機に急速にHOTが普及した.現在では約10万人を超える患者がHOTの恩恵を受けている.
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