初心者講座 大腸検査法・6
X線検査―撮り方・読み方―(4)直腸・S状結腸
飯田 三雄
1
,
興梠 憲男
1
Mitsuo Iida
1
1九州大学医学部第2内科
pp.739-742
発行日 1987年6月25日
Published Date 1987/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112920
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注腸X線検査法には,充満法,圧迫法,粘膜法,二重造影法があるが,主体を占めるのは二重造影法である.その方法についての詳細は既に成書に述べられている.筆者らが行っている注腸二重造影法も,原則的にはこれら成書に記載されている方法と同じである.本稿では,解剖学的な理由から良好な二重造影像を得るのが難しく,しかも病変の好発部位である直腸・S状結腸のX線診断について述べる.
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