胃と腸ノート
Gastritis erosiva及びGastritis verrucosaのX線像(4)―その③ ポリープ型Gastritis verrucosa
佐田 博
1
1早期胃がん検診協会
pp.1014
発行日 1975年8月25日
Published Date 1975/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112340
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ポリープ型Gastritis verrucosaは,前述したタコイボ型verrucosaの中心陥凹部(Delle)の再燃が治癒した状態と推測されるものである.出現部位を同定しうるタコイボ状隆起につき内視鏡的に動的な経過観察を行うと,Delle(+)のもの(タコイボ型)とDelle(-)のもの(ポリープ型)とが各々独立して存在するものではなく互に移行しながら時相の差としてみられることが明らかとなる.
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