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書評「―消化管内視鏡診断学大系 10―大腸」
松永 藤雄
1
1弘前大学内科
pp.184
発行日 1975年2月25日
Published Date 1975/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112155
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消化管内視鏡診断学大系の第10巻「大腸」を贈られて,その書評を求められた.巻を手にしてまず本書の手頃の厚さ,大きさに親しみを覚え目次に眼を通すと,わが国の中堅の実力者が名を連らね,行き届いた企画と編集に好感をもつ.
パラパラと頁を繰るつもりが,丹羽博士担当の「歴史と現況」のところで,早くも手が止まる.私自身がこの道を志し,やがてそこに没入してからまもなく20年を迎えようとしている.この歴史の中の私自身の足跡も想起され,それぞれの時点での当時の研鑚の日々を懐しむ.
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