一冊の本
Gastroscopy with the Fiberscope; Principles, Technique and Diagnostic Possibilities (Piccin Medical Books, Padua)
竹本 忠良
1
1東京女子医科大学消化器内科
pp.654
発行日 1974年5月25日
Published Date 1974/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111873
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たいへんとぼしい財布の中味ではあるが,それでも自分の専門分野の消化器病学の本となるとつい手がでて,たいがい買ってしまう.もちろんツンドクものもあるが,消化器外科学の手術関係の本などは必要を感じなければなかなか読むひまもないのが現状である.
こうしていつの間にか消化器病学の本だけはちょっとした図書館にはないものまでそろってしまったが,ファイバースコープ専門の本となると非常にすくない.ファイバースコープが出現してからかなりたって十数年を経た今日,むしろ不思議に思うくらいである.自分のもっとも得意としている領域だけにそうそう見落とすはずはないとうぬぼれているし,医学書院などからも,いちはやく情報をいれてもらっているから,ファイバースコープ専門書が少ないのは事実であろう.
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