今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
症例
Ⅱa+Ⅱcと偶然見出されたⅡbの1例
幡谷 健
1
,
上田 昭夫
1
,
石田 忠
1
,
松岡 規男
1
1神奈川県立成人病センター
pp.177-181
発行日 1968年2月25日
Published Date 1968/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110644
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症例
患者:木○昌○ 59歳 ♂
初診:昭和41年11月21日
手術:昭和42年4月26日
主訴:昭和41年11月19日突然眩暈,嘔吐を来した.
既往歴:昭和40年12月胃のX線検査を受け,幽門部潰瘍と診断され,3カ月ごとに検査を受け,潰瘍は縮小してきたといわれていた.
昭和41年7月,胸部X線撮影により,肺結核と診断され,SM,PAS,INAHの三者併用化学療法を受けた.しかしPAS内服により胃の具合は悪かった.
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