Refresher Course・18
この症例にみる診断過程のポイント
多田 正大
1
,
橋本 京三
2
Masahiro Tada
1
1京都第一赤十字病院・第2内科
2京都第一赤十字病院・外科
pp.911-914
発行日 1985年8月25日
Published Date 1985/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109859
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
□患 者:56歳,男性.
□主 訴:下痢.
〔初回X線所見〕(背臥位二重造影,Fig. 1)横行結腸中部にHaustraの上に乗っかるように菊花状の二重輪郭を呈する所見が認められる.背の低い不整形の隆起性病変の存在が疑われるが,腸管の緊張が亢進しており,その形状は明瞭でない.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.