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書評「学生・研修医のための消化器疾患の診かたと治療」
芦沢 真六
1
1東京医科大学
pp.536
発行日 1978年4月25日
Published Date 1978/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107278
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なぜと疑問を持ち,そして自ら考えることからすべての進歩は始まる.たとえばある疾患の症状をいう揚合,ただ教科書に挙げられたものを暗記するだけでは,その疾患の本質はいつまでもわからない.その疾患でなぜその症状が現われるかを理解すれば,記憶は自分のものとなり,いつまでも残ることになる.
ある疾患で,ある症状が現われるには,それなりの理由があるはずで,ここに基礎医学の充分の知識が必要となってくる.
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