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書評「腸疾患の新しい診かたと治療」
竹本 忠良
1
1山口大学
pp.194
発行日 1984年2月25日
Published Date 1984/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106956
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依頼されて,執筆を受諾した原稿は,それこそあっという間に机の上に溜まってくる.書くことを承諾した以上,契約を完了したわけである.
そこで,1日も早く,少なくとも予定日までには書きあげなければならないと思って,このごろみんな
が使っている薬屋さん提供のcolor clear holderのいくつかに,たくさん原稿用紙を入れて,日本列島を飛び廻ることになる.ところが,締め切り日のきつい雑誌の原稿の執筆のほうが,どうしても先になる.そのうえ,当り前のことであるが,こと書評となると,まず提供された本をすみずみまで読み通さなければならない.眼光紙背に徹しなければ,書評者はつとまらない.それには,まとまった時間を多忙なスケジュールのなかから割り当てなければならない.
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