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書評「消化管エコーの診かた・考えかた」
新海 眞行
1
1半田内科医会
pp.1718
発行日 1998年12月25日
Published Date 1998/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103887
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昭和40年代,胃集団検診の普及と白壁彦夫先生開発による胃X線二重造影法の活用により,全国各地で早期胃癌が発見されはじめていたころ著者の湯浅肇先生は,藤枝市立志太病院内科で消化器疾患の診断と治療に励んでおられた.
白壁先生の指名で,私が志太病院で早期胃癌のX線診断について話題提供させていただいたとき,胃癌の早期発見のコツは圧迫法の活用にあると述べた.また,圧迫不能の部位の病変の描出には,二重造影法に工夫を加えた体位変換が必要とも述べた.
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