#総合診療
#書評:『神経症状の診かた・考えかた』
岩田 健太郎
1
1神戸大附属病院 感染症内科
pp.266
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201366
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本書の著者である福武敏夫先生は亀田総合病院神経内科部長であり、前職でお世話になった。私が長く診ていた患者の(私が見逃していた)若年性アルツハイマー病を診断していただいたことが今も忘れられない。
本書の初版が出たのが2014年。通常、医学書の改訂には5年程度かかることが多い。本書のような診断に関する本は特に情報のターンオーバーが(治療の進歩に比べて)緩やかなので、たった3年で改訂されるというのは稀有な話と言えよう。そのことが本書のニーズの高さを物語っている。
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