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書評「早期胃癌X線診断―撮影法と読影の実践ノート ポイント100」
新野 稔
1
1放射線科新野医院・東邦大学医療短期大学
pp.1537
発行日 1997年10月25日
Published Date 1997/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105234
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「胃と腸」1997年8月号(第32巻9号)に掲載された筆者執筆の書評が,編集担当者により無断で書き直され,加筆修正され,原文にない表現も付け加えられ,筆者の校閲・校正を経ないままで印刷出版となってしまった.しかも,その加筆修正し,書き直した部分が筆者の当初の執筆意図とは反するような表現に変えられ,筆者の文章でなくなり,著者の浜田勉先生に多大なご迷惑がかかる表現であることを,掲載誌を受領して初めて知った次第である。出版社に厳重に抗議するとともに,以下に改めて筆者の書評を掲載する.
順天堂大学の故白壁彦夫教授の最後の高弟であり,わが国を代表する消化器診断学の泰斗の一人である浜田勉博士の227頁の本書は,自らの貴重な体験の結晶として,最新の成果を踏まえ,X線診断技術を見直し,X線診断の一連の思考過程を教授され,基本的なX線診断技術が身につく,大変充実した内容の著書であることにまず驚かされた,
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