今月の主題 内科医が診るリウマチ
RAの薬物治療の進歩
エビデンスに基づくRAの治療方針
竹内 勤
1
1埼玉医科大学総合医療センター第2内科
pp.424-426
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910153
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
骨・軟骨破壊は,リウマトイド炎症に引き続いて晩期に起こる事象ではなく,発症早期からすでに始まっている.
リウマトイド炎症を阻止する薬剤は,抗リウマチ薬である.
抗リウマチ薬は,すべてのRAで適応を考慮する.
RAの診断確定後,3ヵ月以内に抗リウマチ薬を開始する.
効果判定を3〜6ヵ月後に行い,無効,効果不十分例では,変更,追加併用を考える.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.