今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
臓器・疾患別にみた心身医療
過敏性腸症候群
野村 泰輔
1
1東北大学医学部附属病院心療内科
pp.2109-2111
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909193
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ポイント
過敏性腸症候群の診断基準は,腹痛と便通異常を主体とする.
ストレスによる症状の増悪を示し,消化管の運動異常・内臓知覚過敏が病態に大きく関与する.
消化管治療薬以外に,食生活・生活全般の改善・心理療法が治療に役立つ.
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