増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
抗炎症薬・リウマチ性疾患薬
プロピオン酸系・メフェナム酸(ロキソニン,ブルフェン,ナイキサン,ポンタールなど)
高崎 芳成
1
1順天堂大学医学部膠原病内科
pp.332-333
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909062
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適応
1.プロピオン酸系
プロピオン酸系のロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン®),イブプロフェン(ブルフェン®),ナプロキセン(ナイキサン®)などは,消炎,鎮痛,解熱作用を平均的に有し,関節リウマチ(RA)をはじめ,変形性関節症などRA以外の関節炎,腱・腱鞘炎,腰痛症,頸腕症候群,肩関節周囲炎,子宮付属器炎などの炎症性疾患に加え,神経痛,生理痛(月経困難),術後・抜歯後疼痛などの疼痛性疾患,さらにその解熱効果より急性上気道炎などの適応が認められている.
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