今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド
頭痛を診る
頭痛患者の画像診断:どういうときに何が必要か
畑 隆志
1
1横浜市立脳血管医療センター神経内科
pp.926-929
発行日 2002年6月10日
Published Date 2002/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908725
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ポイント
頭痛の大多数は機能的疾患であり,画像診断がその診断と治療に全く結びつかないことも多い.
画像診断の目的は,特別な治療が要求される疾患を診断することにある.
突然起こった頭痛,いまだかつて経験したことのない頭痛,神経学的異常所見のある患者には画像診断が必要である.
頭痛のスクリーニングには今後はMRIが重視されるようになる.
急性期くも膜下出血のfirst-line検査はCTであるが,いくつもの落とし穴があり,軽症であればあるほど正診率が低下する.
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